ぐんま地域文化マップについて

 群馬県教育文化事業団では、国民文化祭で再発見された群馬県の地域文化の継承を図るための取り組みとして、平成16年3月に「ぐんま地域文化マップ」を制作しました。

 これは、古くから人と地域が強く結びついて連綿と伝えてきた地域の伝統的な伝統芸能等を「伝えたい・育てたい 群馬の伝統芸能」と称し、地域文化情報をインターネット上で閲覧できるようにしたものです。

 平成20年度、群馬県教育文化事業団では群馬県の委託を受けて「群馬県伝統文化調査」を実施しました。

 急速な経済発展や社会構造の変化の中で、忘れられてきたものが数多くあり、大きな声にはなっていませんが、生活の歴史を通して地域を築きあげ、地域によって作り上げられてきた伝統文化が失われつつあります。そして、地域力が薄れ、社会における人間関係の希薄化、孤立化が指摘されるようになってきています。伝統文化、地域コミュニティの一つの中心に位置する民俗芸能や祭り・行事の継承を通して、地域力を再生することができないだろうか。そのためには、何が必要とされるのか。そうしたことが調査の背景にあります。

 伝統文化の継承の一歩は、まずそのものを知っていただくことです。

 地域文化マップをとおして情報を提供することにより、少しでも多くの方々が実際に足を運ばれ、ご覧いただき、御支援いただければ幸いに存じます。

 今回、地域文化マップをリニューアルするにあたり、祭や行事の分野を新たに加えるとともに、データの検索機能や詳細な地図情報を盛り込みました。また、伝統芸能レポートのコーナーを設け、情報を提供いただく場を設置しました。これから、さらに地域文化マップが充実したものとなるよう図ってまいります。

 最後に、「ぐんま伝統文化マップ」作成に当たって、御協力をいただきました監修者、県内各市町村教育委員会など関係者様に深くお礼を申し上げます。

平成21年4月

財団法人群馬県教育文化事業団