沼須一切経祭り

4a2711e3aab9a938850170.JPG 沼田市教育委員会提供

名称 沼須一切経祭り(ぬますいっさいきょうまつり)
伝承地 沼須町
期日 4月3日
概要 沼須一切経は、宝暦9年(1759)小林多左エ門本房が発起人となり、村民の喜捨300両にて京都から求めたものである。教典は寛文9年(1669)の鉄眼版で、沼田市においては唯一全巻揃ったものとして価値があり、昭和51年に沼田市の重要有形文化財に指定された。7千巻近くもある教典は33箱の経箱に納められ、砥石神社境内の一切経蔵に保存されている。毎年4月3日の砥石神社の祭礼時に氏子が経箱をこもで包み担ぎ棒を付け、梵天(幣束)を先頭に町を回り歩く。明治の初期に疫病がはやった際に、風入れのために始められた行事である。

【沼須一切経祭り】沼田市
周辺地図 沼須町694(沼須砥石神社)他沼須町地内
交通アクセス 自動車:関越自動車道沼田ICから約10分
お問い合わせ 沼田市教育委員会 文化財保護課(TEL0278-23-2111)
link 沼田市ホームページ