上泉の獅子舞
名称 | |
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伝承地 | 上泉町 |
期日 | 10月第3日曜日 |
概要 | 上泉の獅子舞は、遠く承和(じょうわ)年間(9世紀前半)に始まるとされ、毎年10月17日頃諏訪神社の祭りの時に奉納されている。現在使われている獅子頭・笛等は、戦国時代末期、上泉に城を構えた剣聖上泉守伊勢秀綱が奉納したものといわれている。 五穀豊穣(ごこくほうじょう)と町内の平和と繁栄の願いをこめて、神事として古式に則り行われ、この舞の特徴は、非常にテンポのゆったりとした優雅な舞いであり、舞方は足をけかえす「ヘンテの法」の舞い方で、かえりげりをする歌舞伎の手法を取り入れている。つまり、足さばきに要素を持ち、悪魔を大地にふみこむ優雅な舞い方をし、平安朝の雅やかさを思わせる舞いである。 県下に現存する獅子舞は、300を越えるといわれているが、その流派のいずれにも属さないとされる上泉の獅子舞は、前橋市の民俗芸能の中でも特に価値のあるものの一つである。 【上泉の獅子舞】前橋市 |
周辺地図 |
上泉町 諏訪神社 |
交通アクセス | 前橋駅からタクシーにて15分 |
お問い合わせ | 前橋市教育委員会 文化財保護課 027-280-6511 |
link | 前橋市ホームページ |