夏越(輪くぐり)

68f1940490606371384245.jpg 〔写真は板倉町教育委員会提供〕<写真左>茅の輪をくぐる神官に続いて茅の輪をくぐる氏子たち<写真右>願い事が書かれた人形(ひとがた)

名称 夏越(輪くぐり)(なごし(わくぐり))
伝承地 雷電神社
期日 6月第4日曜日
概要 雷電神社の一の鳥居にマコモで作った11.4mの茅の輪を飾り付けます。神官が拝殿で「六月の大祓い」を行った後、茅の輪の前で祝詞を呈します。神官を先頭に氏子総代がこれに続き、茅の輪を3回くぐります。その後、氏子や近郷近在の人々が参詣にやってきます。「茅の輪」をくぐる時には、紙で作った男女それぞれの「人形」(ひとがた)に自分の氏名・年齢・願い事を記入後、全身の意気をふきかけます。人形に罪・穢れや疫病等を移して身代わりとし、「茅の輪」の隙間に挿し込みます。茅の輪をくぐって雷電神社の拝殿前で参詣をすませたら、茅の輪をくぐらずその外側を通るようにして帰ります。理由は、「人形」に移した人々の罪や穢れ、不幸がついてきてしまわないようにということです。

翌日、茅の輪を鳥居から外し、大蛇のように細長くなった茅の輪を利根川へ流します。その時、途中でつかえずにそのまま下流へ流れるとよい年になるとされています。(現在、茅の輪は、環境保護の観点から川には流していないそうです。)

【夏越(輪くぐり)】板倉町
周辺地図 板倉雷電神社
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お問い合わせ 板倉町教育委員会 生涯学習係(TEL 0276-82-2435)
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