愛宕神社 火番小屋

65829f3827388775165066.jpg 〔写真は板倉町教育委員会提供〕毎年12月24日の午前中に当番4名から言い継ぎが出され、皆で、藁(わら)、縄、竹を材料にして、愛宕神社内に「梯子(はしご)・鳶口(とびぐち)・まとい・半鐘と槌・水桶」といった火消しの道具を模して作ります。そして、火番小屋を作ります。昔は大きなものを作って寝泊まりしました。

名称 愛宕神社 火番小屋(あたごじんじゃ ひばんごや)
伝承地 下新田愛宕神社
期日 12月下旬
概要 愛宕別火は、町内の数ヵ所で実施されていますが、下新田愛宕神社が唯一「火番小屋」を作っています。この火番小屋作りは、郡内でも珍しい民俗行事で「板倉町指定重要無形文化財」に指定されています。火番になると、昔は12月24日から翌年1月23日までの1ヶ月間は、交代で小屋に泊り込み、夜中の午前0時と午前2時に「ご用心ない」といって、拍子木を打ちながら地区内を巡回したそうです。 翌日24日の「初別火」では、午前中に火番小屋を壊し、精進料理を食べ、次の祭礼当番の引継や村役の改選を行います。

町指定重要無形文化財(昭和61年12月6日指定)

【愛宕神社 火番小屋】板倉町
周辺地図 海老瀬6078(愛宕神社)
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お問い合わせ 板倉町教育委員会 生涯学習係(TEL 0276-82-2435)
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