賀茂神社 祭礼当番引継式

6582a047a94f5277769418.jpg 〔写真は板倉町教育委員会提供〕次回の当番耕地の若衆から酒を受けた宮司は、酒を飲み干すと、次の当番耕地の当頭に酒椀を受け渡します。

名称 賀茂神社 祭礼当番引継式(かもじんじゃ さいれいとうばんひきつぎしき)
伝承地 北海老瀬賀茂神社
期日 4月第2日曜日
概要 北海老瀬の賀茂神社の祭礼は、大祭・梵天立・夏祭り・秋祭りの4つがあります。これらの祭礼は、「祭礼当番」の当頭とその耕地の氏子が中心となって行います。そして、翌年、「祭礼当番」を交代する際に行うのが「祭礼当番引継式」です。現在は、東耕地・山耕地・南耕地・道祖神耕地の4耕地で順番に当番の仕事にあたっています。

祭礼当番の引継式は、式の順番や仁義の言い回し、謡いなどを昔から受け継がれてきた方法に則って行います。この時、祭礼組合氏子名簿の入った「千両箱」も引き継がれるので、「千両箱の引き渡し」とも呼ばれています。

また、この祭礼当番には、群馬県下でも珍しい当頭(当番頭)制が残っています。各耕地には、当頭(とうがしら)と言われる耕地の代表者がいるのですが、12年に一度、全耕地の氏子全員によって4人の当頭の大改選が行われます。

町指定重要無形民俗文化財(昭和61年12月6日指定)

【賀茂神社 祭礼当番引継式】板倉町
周辺地図 海老瀬6368
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