横川獅子舞
名称 | |
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伝承地 | 松井田町横川 |
期日 | 不定期 |
概要 | 横川獅子舞は、今から300年ほど前江戸中期に始まると云われている(元治元年(1864)の太鼓張り替えの記録がある)。本来諏訪神社に属する獅子舞であったが、獅子舞が伝えられてから50年ほど経ったある年、疫病が大流行し、関所役人までバタバタと倒れる有様だった。そこで関所役人が疫病退散の獅子舞を村人に命じ、関所上段の間にてわらじばきのまま舞ったところ、大いに効き目があったので、役人たちは大いに喜び関所奉納が恒例となった。 このようなわけで諏訪神社祭礼と関所に奉納されてきた。 当獅子舞は、黒熊流下総派と云われており、甘楽方面に多い舞であるのでそちらから伝わったのかも知れない(明治28年頃上丹生の高橋竹次郎という人物に教えを受けたという話や武井末吉氏の先祖が小竹村から聟養子に来て小竹の獅子舞を教えたという話もある)。当時は、本番15日くらい前から矢ノ沢の武井茶屋本陣の庭で練習を行い、本番2日前にブッツォロイ(総練習)をやり、前日は、休養をとり本番に備えた。本番は、宿から諏訪神社(踊る場所)まで笛を吹きながら道行(行進)をする。本番が終わるとカサヌギ(慰労会)をその日のうちにやった。関所まつり(5月3日)と諏訪神社秋季例祭(9月15日)に毎年奉納してきた。 平成に入ると度々中断があったが、平成8年に子供獅子で復活、その後数年活動したが後継者不足から平成14年9月15日の諏訪神社奉納を最後に再び中断していた。 演目は、四方固め、弊掛り、天狗拍子、花吸いなど7演目。 【横川獅子舞】安中市 |
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松井田町横川 |
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