賀茂神社御篝神事
太鼓の音に合わせ大声を上げながら浄薪を投げる(桐生市教育委員会提供)
名称 | |
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伝承地 | 広沢町 |
期日 | 2月3日 |
概要 | 毎年節分の夜に行われ、神事に参加する氏子たちは揃いの白装束に着替え、半紙を切り抜いた人形(ひとがた)に生年月日と名前を記し、これで身体の悪い部分を撫でて諸病その他の災厄を移す。氏子たちは人形とともにお祓いを受け、節分の豆まきを行う。境内中央に御篝場が設けられ、浄薪を積み上げ古札・古神棚・古ダルマなど積まれ、神職により点火。頃合いを見て火のついた薪をもった氏子たちが左右に分かれ、太鼓の音に合わせて大声を上げながら対峙する氏子めがけて一斉に高く投げあう。回転しながら弧を描いて飛び交う浄薪からは、無数の火の粉が舞い散り、夜空を焦がして神域に降り注ぐ。 勇壮で特異な神事は他に例がなく、まさに奇祭の一つとして位置づけられる。 平成3年(1991)桐生市指定重要無形民俗文化財。 【賀茂神社御篝神事】桐生市 |
周辺地図 |
広沢町6丁目833 |
交通アクセス | ・東武伊勢崎線「新桐生駅」おりひめバス広沢線「広沢町六丁目」下車 徒歩10分 |
お問い合わせ | 桐生市教育委員会文化財保護課(0277-46-6467) |
link | 桐生市ホームページ |