飯野新村耕地の獅子舞

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名称 飯野新村耕地の獅子舞(いいのしんむらこうちのししまい)
伝承地 飯野新村
期日 7月中旬※中止中
概要 江戸時代中期頃から行われてきたと口承されていますが、詳しいことは分かっていません。獅子組は、16歳から30歳までの長男により組織され継承されてきました。

祭礼は、7月14日に夜祈り、7月15日に厄神除け・毎戸訪問・辻固め、7月16日に駆けざさら(水害・風害除け)となっています。

まず、耕地鎮守長良神社前の庭(シバ)で祈りをし、招神して鎮魂(たましずめ)に始まります。演出する曲目には、「1.かんむり、2.弓がかり、3.社切り、4.三本くずし」があります。「弓がかり」では、「悪魔の持つ弓」の弓弦(ゆみづる)を、3匹の獅子が何べんもはじき返されながらくぐりぬけるという、勇壮でダイナミックな舞踊になっています。道行では、「5.すがわら」という演出の曲目で移動し、村境での辻固めをします。その後、村を廻り毎戸訪問をして、獅子が家の中を草鞋履きのまま獅子頭をパクパクさせながら座敷に上がり、一気に駆けぬけます。このことにより、その家の厄神除と招福による家内安全祈願をします。そして最後に利根川に近い地域である為、水難除けを祈願して利根川堤上を駆けざさらします。

昭和40年以降は踊り手の後継者が無く現在では中止されています。

【飯野新村耕地の獅子舞】板倉町

※中止中
周辺地図 飯野長柄神社
交通アクセス お問い合わせください
お問い合わせ 板倉町教育委員会 生涯学習係(TEL 0276-82-2435)
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