立石新田獅子舞

658a514d141ff575468697.jpg 令和5年秋祭りの写真

名称 立石新田獅子舞(たついししんでんししまい)
伝承地 立石新田
期日 春祭り(3月)、秋祭り(10月)
概要 天和2年(1682)村名が立石新田となった時期、他の区より伝承されたものと考えられます。

流派は稲荷流阿久津派とされ、羽根獅子3(先獅子、中獅子、後獅子)、カンカチ1、花笠2、笛数人の構成に、天狗(猿田彦大神)が加わった珍しい構成です。

継承されてきた獅子舞も太平洋戦争終戦後30年間も途絶えましたが、有志の人たちが獅子舞の復活に情熱を注ぎ、寄付金を集め、衣装も整え、昭和54年(1979)に復活されました。しかし、平成2年(1990)後継者不足で再度休止に追い込まれてしまいましたが、平成29年(2017)立石新田の伝統芸能を絶やしてはいけないとの機運が高まり、保存会準備委員会を立ち上げ、平成30年(2018)正式に「砂原獅子舞保存会」(会長 金井聡明)を発足させました。舞一人、笛一人の経験者しかいない中、参加者の募集から始め、この活動は上毛新聞に紹介されました。

文久2年(1862)、藤岡太音次塗師により獅子頭塗替えを実施後、長期に渡り修理されていないため傷みが著しく、獅子頭等の修復作業から取り掛かり、住民の皆様、企業の方々からのご寄付により、平成30年(2018)、中獅子(女獅子)の頭を修復することが出来、令和元年(2019)の伊勢島神社秋祭りにて披露、そして令和4年(2022年)、43年ぶりに伊勢島神社秋祭りにて区内を巡行する事となりました。

【立石新田獅子舞】藤岡市
周辺地図 立石新田(伊勢島神社)
交通アクセス 新町駅から徒歩約16分
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