二宮赤城神社太々神楽

4a2861b83e701737287555.jpg 奉納の時の様子 (前橋市教育委員会提供)

名称 二宮赤城神社太々神楽(にのみやあかぎじんじゃだいだいかぐら)
伝承地 二之宮町
期日 4月第3日曜日・1月1日
概要 二宮赤城神社太々神楽は、延喜式上野国十二社に数えられる名社「二宮赤城神社」に伝えられている太々神楽である。太々神楽の起源は定かではないが、元禄末期から宝永年間(1704年)頃始まったとも言われている。二宮赤城神社の太々神楽は、本座十五座、裏座九座のあわせて二十四座ある。本座は、弊採物(にぎてみてぐら)扇、剣等を持つ大和舞の系統を引き、裏座は、伴人(火男)等を配したユーモラスな里神楽の系統で、共に磐戸神楽に属するものである。本座の舞は、当時盛んであった歌舞伎の影響を受け、優美であり、裏座は演劇的な舞も少なくない。その神楽も現在では、子供たちが地域の文化・歴史を学び、地域を支えてくれる人材になってもらえればと願い「子供神楽」練習も行うようになり、地域文化の振興にも取り組んでいるところである。この二宮赤城神社の太々神楽は、毎年元旦と四月十五日の大祭に奉納されている。

前橋市指定重要無形民俗文化財(昭和21年3月24日指定)

【二宮赤城神社太々神楽】前橋市
周辺地図 二之宮町 (二宮赤城神社)
交通アクセス 前橋駅下車、タクシーにて20分
お問い合わせ 前橋市教育委員会 文化財保護課 027-280-6511
link 前橋市ホームページ