沖之郷の祗園囃子

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名称 沖之郷の祗園囃子(おきのごうのぎおんばやし)
伝承地 沖之郷町
期日 7月第3土・日曜日
概要 沖之郷は市の東端、足利市に接する四方を水田に囲まれた農村地帯です。この沖之郷地区は、北・東南・西・新田の4つのコウチ(地域区分の称、地元では「耕地」の文字を当てている)から成り、それぞれのコウチが1台ずつ(西コウチと新田コウチ<西新コウチ>は組んで1台)山車を所有し、囃子を受け継ぎ、祇園祭りに奉納してきました。

沖之郷祇園祭りは、無病息災を祈る八坂神社の夏祭りで、かつては神輿渡御・山車巡業などが行われましたが、中でも山車巡業が最も醍醐味があり、古くから近隣町村の人々にも親しまれてきました。

祭りの起源については、祭具の記録から、文政年間(1818~1829)にはすでに祭りが行われていたことがわかります。

沖之郷の祇園囃子は、他地域のものに比べてテンポが速いのが特色です。西新コウチの「さんてこ囃子」、北・東南コウチの「祇園囃子」のほか、「昇殿」(北コウチ・西新コウチ)、「やっしゃ」、「鎌倉」、「にんば」(以上北コウチ)、「四丁目」(東南コウチ)など各地区がそれぞれ独特の囃子を持っています。囃子は大太鼓1、小太鼓3、鉦2から成っており、保存会によって継承されています。

【沖之郷の祗園囃子】太田市
周辺地図 沖之郷町838
交通アクセス 東武小泉線竜舞駅から、車で約10分
お問い合わせ 太田市教育委員会 文化財課 0276-20-7090
link 太田市ホームページ