沼田祇園囃子

4a270fd36e9d2518934047.jpg 沼田市役所での競演 (沼田市教育委員会提供)

名称 沼田祇園囃子(ぬまたぎおんばやし)
伝承地 鍛治町・下之町・坊新田町・中町・上之町・材木町・西原新町・高橋場町・東倉内町・西倉内町
期日 8月3日~5日(沼田まつり)
概要 沼田祇園祭は、天正18年(1590)に現在の下之町に牛頭天王宮が祀られて以来、その歴史は400年に及ぶ。祇園囃子がいつの時代に伝えられたか定かではないが、江戸末期から明治初期にかけて前橋市近郊から伝わったと推測される。現在の吹奏形態については、明治18年の「上之町祭典録」の中に山車についての記述がみられ、この頃からと考えられる。祭りが衰退した時期もあったが、昭和54年に沼田祇園囃子保存会連合会が結成され、後継者育成と保存活動を実施している。平成7年には沼田市の重要無形民俗文化財に指定された。現在、「さんてこ」「テケテットン」「吉原かんら」「龍まわし」「麒麟」「夜神楽」が伝承されている。お囃子は笛1名、大太鼓1名、鉦2名、締太鼓3~4名で構成され、沼田まつりの際には華麗な山車の上で奏でられる。

【沼田祇園囃子】沼田市
周辺地図 伝承地及び本町通・市役所通
交通アクセス JR上越線沼田駅→徒歩15分
お問い合わせ 沼田市教育委員会 文化財保護課(TEL0278-23-2111)
link 沼田市ホームページ