稲荷下り葉流宇田獅子舞

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名称 稲荷下り葉流宇田獅子舞(いなりくだりはりゅううだししまい)
伝承地 宇田
期日 不定期・10月第1日曜日・富岡伝統芸能祭りを交互
概要 宇田の獅子舞の始まりは、宇田に古くから残されている巻物の中に「承保元年中秋」とある。承保元年は1075年、今から約900年前であり、約900年間も続いている。

その頃は、紙張子の獅子頭で舞っていたが、今の木の獅子頭が作られたのが宝永4年、今から約300年前である。

昔は、悪い病気が流行したり、大嵐(今の台風)があったり、また日照りで田植えが出来なかったりするとこれはすべて「神の怒り」であるとして「神様のお怒り」を鎮めるために獅子を舞って神様にお祈りしたのである。

それが次第に村祭りに「豊作と家内安全」であったことを感謝すると共に、来年の無事を祈って獅子を舞うようになった。流派は、稲荷下り葉流。

現在、宇田には9個の頭がある。約300年前(安永4年作)の3個と、今日使うものが6個ある。

3個は250年前(宝暦10年作)あとの3個は200年前(寛政6年作)のものである。

演目は、「花吸い」「弓掛け」「基盤の舞」「剣の舞」。

【稲荷下り葉流宇田獅子舞】富岡市
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link (動画)稲荷下り葉流宇田獅子舞保存会