新井獅子舞

68885850b954d515035388.jpg 『ぐんまの獅子舞調査報告書』より

名称 新井獅子舞(あらいししまい)
伝承地 松井田町新井
期日 10月中旬
概要 獅子舞の発祥は明かではないが、江戸時代中期、甘楽秋畑から伝承されたとも云われている。

流派は「鷹盛慶雲流」とあるが、この地域に根ざしはぐくまれ育てられたものと考えられる。

舞い始めの詞に「柳々日の本開く天神七代国常建命目出度う世を治め給う 然るに諸々の悪鬼人界を絶やさんず末世の如し時に天竺の王これを憐れみ人民安全の方便を以て ありがたや天竺よりこの獅子来り 天下太平当村安全と舞い給う 獅子は鷹盛慶雲流」 とあり、舞は力強く勇壮そのものである。祭りの日は氏子が集まり宮司の司祭により豊作・家内安全・子孫繁栄等の祭事が行われ七庭の奉納が終日つづく。

その舞風は、代々の名人師匠に引き継がれ、戦時中も休むことなく稽古を続け、後継者の育成に努めてきた。しかし急速に進む少子化の波は新井地区にも押し寄せ、 最近では舞子をはじめ、笛吹、指導者等も減ってきて維持に苦労せざるを得ない状況になっている。

演目は、雷電ぎり、弊掛り、剣、花吸いなど7演目。

【新井獅子舞】安中市
周辺地図 松井田町新井(新井諏訪神社)
交通アクセス
お問い合わせ
link