野栗沢獅子舞

5136b44142709122999267.JPG 野栗沢獅子舞(上野村教育委員会提供)

名称 野栗沢獅子舞(のぐりざわししまい)
伝承地 大字野栗沢
期日 中断中(10月2日)
概要 明治42年に新羽神社、野栗神社、野栗沢神社が合併して新羽神社となった。合併したが建物は残っていたので、野栗、野栗沢は祭りを従来どおりに行っていた。新羽神社の祭りは10月1日で、この祭りは新羽、野栗、野栗沢の3集落合同で行った。野栗神社の祭りは8月1日、野栗沢神社の祭りは10月2日であったので、野栗は8月1日と10月1日、野栗沢は10月1日と2日、年2回の祭りを行った。野栗の神楽、野栗沢の獅子舞は2回奉納された。

村にある5組の獅子舞のうち野栗沢だけ獅子頭(かしら)が違っている。他の獅子頭は頭に乗せる大きさで頭(かしら)の顎から下がった布を通して外を見るのであるが、野栗沢の獅子頭は頭からすっぽり被り、頭(かしら)の口から外を見るようになっている。

5組の獅子舞の由来はいずれも詳らかでないが、野栗沢の場合、現在使用している獅子頭の保管箱に「寛政六年寅八月吉日 獅子箱 野栗沢」と書かれてある。

寛政六年は1794年であるから200年以上も続いている。

前獅子と後獅子が雄で、頭は黒で共に角を持っている。雌獅子は朱色で角はなく額に宝珠を乗せている。

【野栗沢獅子舞】上野村
周辺地図 野栗沢255
交通アクセス 上信越自動車道 下仁田インターから車で45分
お問い合わせ 上野村教育委員会(TEL 0274-59-2657)
link 上野村ホームページ