稲荷藤節

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名称 稲荷藤節(いなりとうぶし)
伝承地 泉沢町
期日 中断中(4月上旬)
概要 稲荷藤節は、明治のはじめ頃、赤城南麓近郷にて広く唄われていた。下増田町の久川藤太郎氏(安政5年生まれ)があみ出した、盆踊り唄である。彼が音頭を取ると見物人は自然と踊り出したといわれるぐらいの美声の持ち主であったそうである。この唄の名の由来は、久川氏の屋敷に立派なお稲荷様が祭られてあったところから、村の人々は、「稲荷の藤さん」と呼び、稲荷藤節と名づけられたといわれている。久川藤太郎氏の一番弟子である田村理忠太氏が、泉沢町の小沼徳三郎氏に伝授し、その後、今日まで、泉沢町郷土芸能保存会に受け継がれている。獅子舞と共に泉沢町の伝統ある文化財となっている。

【稲荷藤節】前橋市
周辺地図 泉沢町 集落センター
交通アクセス 上毛電鉄「大胡駅」よりタクシーで約10分程度
お問い合わせ 前橋市教育委員会 文化財保護課 027-280-6511
link 前橋市ホームページ