西中之条獅子舞
名称 | |
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伝承地 | 西中之条 |
期日 | 3月第3日曜日(第三日曜が彼岸の中日にあたる場合は翌日) |
概要 | 今から490年程前、村民の悪病退散、五穀豊穣を神社に祈念するためにこの獅子舞が始まったと言い伝えられている(締め太鼓の胴の内側に「安政三丙辰三月吉日」と記したものがある。一方他村の獅子組から明治20年頃教わったという記録もあるので、定かではない)。 いつの頃か何者かに獅子頭を奪われ、手痛い打撃をうけたが、村民の熱意により獅子頭を遠方より取り寄せ獅子舞の奉納がなされ、現在に至っているという。 昔はこの厳粛な舞いは村の長男しか舞う権利がなかったそうだが、現在は多様な人々によって継承されている。 系統としては、一人立ちの鹿系統だが流派は不明(中之条町内で流派がはっきりわかるものはない)。 先獅子(雄)黒色で角二本。中獅子(雌)赤色で宝珠をのせる。後獅子(雄)黒色で角二本。先獅子、後獅子共に雄獅子であるが、よく見ると彫り物の形が異なる。頭には鳥の羽をさすが昔は在来の「カシワ」鳥の羽を使ったが、現在は山鳥等の羽を使っている。 三月の紫宮神社例大祭に、境内中央に万燈にカサボコを立て、その周りで舞う。狐、鬼、猿がそれぞれ舞の合間に、参拝客とのじゃれ合いもあり、特に子どもたちとの軽妙なやりとりは子どもたちにとって神社での忘れられない思い出となる。 平成3年までは、曜日に関係なく毎年3月19日に例大祭を行ってきたが近年の社会状況を踏まえ平成4年から3月の第3日曜日 (第三日曜が彼岸の中日にあたる場合は翌日)に大祭を行い、獅子舞もこれに合わせて奉納している。 演目は、初庭、中庭、雌獅子がくし。 【西中之条獅子舞】中之条町 |
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