前橋鳶木遣り纏振り・梯子乗り

4a2720dd5e5a6013200868.jpg 記録映像収録時の様子 (前橋市教育委員会提供)

名称 前橋鳶木遣り纏振り・梯子乗り(まえばしとびきやりまといふり・はしごのり)
伝承地 城東町二丁目
期日 出初式・初市・前橋まつり
概要 木遣りは、元来、山から木を切り出し運搬する時にうたわれたものである。その木が御神木や建築用材となることから、「めでたいうた」とされた。後に、綱を引く作業や室内での祝宴の際にもうたわれるようになった。鳶木遣りは、建築の基礎を固めるために、綱で重い真棒を上げ下げする時にうたわれていたものである。前橋の木遣りの特色は、江戸木遣りの「大間」よりやや調子のはやい「中間」であるところである。曲目としては、「手古」「鎌倉」「千穐万歳」「掛束」など30曲をうたう。前橋の鳶は、江戸時代の前橋町の形成とともにあり、幕末の前橋城の再築にあたり活発に活動するようになった。本造りは、纏振り・梯子乗りとともに口伝によって受け継がれ、出初式や前橋初市祭のほか、橋の渡り初めや落成式などにおいても披露されている。

前橋市指定重要無形民俗文化財(平成4年4月14日指定)

【前橋鳶木遣り纏振り・梯子乗り】前橋市
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