春日神社太々神楽
名称 | |
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伝承地 | 上佐鳥町 |
期日 | 5月3日 |
概要 | 前橋駅から県道前橋・玉村線を南へ4km、市の天然記念物に指定された樹齢550年以上の大ケヤキ、また、市の保存樹木に指定された多くの巨木に囲まれた鎮守の森が春日神社である。春日神社の松とケヤキにこだまする笛や太鼓のリズムにのって、毎年八十八夜頃に神楽が奉納される。この神楽は、赤城神社系統の神楽で産泰神社から明治の中頃伝授され、以来今日まで引き継がれてきたものです。 この地域では、古くから養蚕業が重要な産業であったことから、第八座目に「蚕の舞」を持ち、養蚕習俗を取り入れた他に類例のない貴重な神楽である。この蚕の舞は、「掃立(はきた)て」から「上蔟(じょうぞく)」までを二人の火男と主人、それに主婦が登場し舞いをするが、火男による愛嬌舞は見ている側を湧かせる。また、笑いの中にも、養蚕とともに懸命に生きた農民の姿が再現され、養蚕に深く心を寄せたことが伺える。 また、この神楽では、餅などに合わせて養蚕に必要とするザル、桑つみ、籠、掃立(はきた)ての羽根わりばしなどを「投げ物」として投げるが、これらを拾ってその年の養蚕に用いると、蚕があたるといわれている。 前橋市指定重要無形民俗文化財(昭和49年8月26日指定) 演目「蚕の舞」が群馬県指定重要無形民俗文化財(令和6年3月指定) 【春日神社太々神楽】前橋市 |
周辺地図 |
上佐鳥町 (春日神社) |
交通アクセス | 前橋駅からタクシーにて15分 |
お問い合わせ | 前橋市教育委員会 文化財保護課 027-280-6511 |
link | 前橋市ホームページ |