大峰神社太々里神楽

63b62302f2bef525832931.jpg 『ぐんまの神楽シンポジウム報告書』より

名称 大峰神社太々里神楽(だいほうじんじゃだいだいさとかぐら)
伝承地 小仁田
期日 5月3日
概要 大峰神社の祭礼の一環として舞殿で奉納しているが、いわゆる宗教としてとらえていない。里神楽は、神社に付随した芸能であり伝統文化である。

演者は、面や装束を着け、身振り、手振り、持ち物による表現で演じる。台詞のない無言劇であることが特徴である。里神楽の音楽は、笛、大小太鼓、鉦などを中心に演奏している。舞の動きの中には娯楽的な要素を取り入れたものや、勇壮な剣を振りかざすもの、お姫様の衣裳で舞うものなどで現在の奉納舞は16座である。

この里神楽の起源は定かではないが、刈羽郡周辺に類似の舞が多く残っているようである。大峰神社の祭典には昔から神楽が舞われていたが、舞人や楽人は後閑の人たちに依頼して行われていた。 大正初年の頃、新潟県の伊夜彦神社で神楽修業を積んだ群馬郡金島村生れの高橋藤吉が、僧として寺間に住むようになり、当時の氏子総代が先頭に立ち村人たちと協力して大正6年に大峰神社大々里神楽として創立された。

【大峰神社太々里神楽】みなかみ町
周辺地図 小仁田 (大峰神社)
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