春鍬祭
名称 | |
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伝承地 | 大字樋越 |
期日 | 2月11日 |
概要 | 春鍬祭は樋越にある神明宮に古くから伝わる祭りで、その年の豊作を予祝して行う田遊びの神事である。平成14年(2002)2月に国指定重要無形民俗文化財に指定された。まず、神明宮の拝殿で神主・祢宜・氏子総代・鍬持たちにより祭典が行われる。その後、6地区(原、森下、上樋越、中樋越上、中樋越下、下藤川)から選べばれた鍬持が各々手に榊または樫の枝に餅をつけ鍬に見立てたものを持ち、拝殿の前にコの字に並ぶ。作頭の指図により鍬持が「クロヌリ」の仕草をし、水をまわす仕草として一升瓶の神酒をまわし飲みする等の所作が行われる。次に祭典長役の祢宜が頃合いをみて「春鍬よーし」と叫ぶと、一同が「いつも、いつも、もも世よーし」と唱和しサクを切るまねをする。これを3回繰り返すと観衆が鍬を奪い合う。その鍬を家に飾っておくと、養蚕があたるという。最後に神前に供えた切り餅やミカンを群衆にふりまくが、この中には稲穂のついたままの初穂が混じっている。初穂を拾った人の家は豊作間違いなしと言われている。 【春鍬祭】玉村町 |
周辺地図 |
大字樋越412-4 神明宮 |
交通アクセス | 電車:JR高崎線 新町駅からタクシーで15分 ・ 車:関越自動車道高崎・玉村スマートICから15分、高崎ICから30分、北関東自動車道前橋南ICから10分 |
お問い合わせ | 玉村町教育委員会 生涯学習課文化財係(TEL 0270-30-6180) |
link | 玉村町ホームページ |