籾谷上板東助作流獅子舞
〔写真は板倉町教育委員会提供〕獅子組は祭り宿で身支度をします。宿の庭、薬師様前、村鎮守長柄神社前などで舞踊し、村境で辻固めをします。ここでは、花笠を被った人が四隅に立って庭(シバ)と呼ばれる〔踊り場〕をつくり、その中で雌獅子・雄獅子・中獅子が、舞っています。
名称 | |
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伝承地 | 板倉町籾谷 |
期日 | 7月25日に近い日曜日 |
概要 | いつ頃から伝承されてきたのかは不明ですが、道具一式が焼失して獅子頭が新調されたのは、天保6年(1835)なので、それ以前から受け継がれてきたことは確実と思われます。昭和40年頃、都市への転出者が増え、一度は演ずることが出来なくなってしまった獅子舞ですが、昭和48年青年団の若者が中心となって、再び伝承されるようになりました。籾谷四耕地(北・宮前・薬師堂・松崎)に伝承され、悪疫退散のための厄神除と鎮魂、雹乱除と麦の豊作祈願、雨乞い、嵐除と五穀豊穣祈願、村内安穏を祈念するものです。籾谷上に伝わるこの板東助作流獅子舞は、舞踊と曲・道行き等に古い形を残しており、郷土芸能的価値も高く、地方の特色が顕著であり貴重です。 町指定重要無形文化財(昭和48年10月1日指定) 【籾谷上板東助作流獅子舞】板倉町 |
周辺地図 |
籾谷甲1431(長柄神社) |
交通アクセス | お問い合わせください |
お問い合わせ | 板倉町教育委員会 生涯学習係(TEL 0276-82-2435) |
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