並榎獅子舞
名称 | |
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伝承地 | 神明宮、高崎神社及び町内巡行 |
期日 | 4月3日及びその前後の日 |
概要 | 並榎の獅子舞は古く、明応3年(1494)に始まったと伝えられ、井伊直政が箕輪から移り、和田を高崎と改名。慶長3年、豊岡の若宮八幡宮へ参拝した際、お供をして獅子舞を演舞奉納したと伝えられている。明治26年近衛師団機動演習の際、明治天皇は帰郷されたが、近衛兵団長小松宮殿下の夜会が高崎小学校(現東電営業所)で開かれた時、当獅子舞は演舞した。 又、大正10年3月、前年鎮座された明治神宮へ奉納し、帰途、前高崎藩主大河内家でも獅子舞を演舞した。そして、昭和54年10月にも、再び明治神宮へ獅子舞を奉納した。明治・大正・昭和・平成を通じ、神明宮、高崎神社へ奉納し、町内巡行を行っている。 その他市政90周年、100周年、110周年、113周年獅子舞大会、伝統民俗芸能祭、第16回国民文化祭等、市、地域の行事に数多く出演している。 獅子舞の流派は、黒熊流だったが明治の初めに稲荷流に変わり、現在に至っている。そのせいか、並榎の獅子舞は、足を踏みつける半閇の動作が強く、力強い踊りが特徴である。昭和43年保存会結成以来、これまで一度も欠場していない。平成10年獅子舞誕生500年を記念し「並榎獅子舞の記録」を作成、出版した。この中に江戸期より現在までの演舞者が記録されている。 演目は、庭の舞として「三拍子」「花吸い」「歌切り」「ぼんでん」「剣の舞」その他「道囃子振り込み」「大門掛り」「橋掛り」など。 平成23年4月20日 高崎市重要無形民俗文化財指定 【並榎獅子舞】高崎市 |
周辺地図 |
並榎町364-1 神明宮 |
交通アクセス | JR高崎駅より徒歩21分(高崎神社)、JR北高崎駅より徒歩14分(神明宮) |
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