伝統文化レポート

  • 2013/11/17
  • 古典の日民俗芸能フェスティバル

古典の日(11月1日)制定を記念して、11月17日(日)に前橋市民文化会館大胡分館で民俗芸能フェスティバルを開催しました。

八城人形浄瑠璃城若座による「奥州安達ケ原三段目 袖萩祭文の段」、植野稲荷神社太々神楽保存会による「天之岩戸開き」、みなかみ町子ども歌舞伎による「菅原伝授手習鑑 寺子屋の段」が上演されました。

writer: 事務局

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  • 2010/09/04
  • 義太夫教室を見学しました!?―八城人形浄瑠璃城若座―

義太夫教室、最後にご紹介する座は、安中市松井田町を拠点に活動する、八城人形浄瑠璃城若座さん。残暑厳しい8/28、妙義の麓を訪ねました。師匠稽古は久しぶりとのことで、座員の皆さんは少々緊張気味(?)の面持ち。一対一の練習に、真剣に取り組んでいらっしゃいました。語り方に難儀する座員の方に、お師匠さんが指導した一言「普段の日本語とは違う。(発することばの)全てが浄瑠璃です」。重みを感じ、心に残りました。途中退席した私が見学できた演目は、「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」「壺坂霊験記」。この秋の定期公演で見られるのでしょうか。楽しみです。

「城若座操人形芝居定期公演」は、10/15(金)10:30?15:30(入場随時)、八城西住民センター(安中市松井田町)で開催されます。どうぞお楽しみに!!

writer: ちまき

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  • 2010/08/13
  • 義太夫教室を見学しました!?―尻高人形錦松会―

続いては8/8、尻高人形 錦松会さんを訪ねて高原の高山村に足を運びました。こちらの座も、義太夫の語りだけでなく三味線を弾ける方がいらっしゃいます。できるだけ座員のみで上演できることを目指して日々練習に励んでいらっしゃるそうです。秋に行う小中学校伝統芸能教室で上演予定の「絵本太功記 尼ヶ崎の段」も座員が三味線を弾く予定で、現在特訓中とのことでした。その他の今日の練習演目は「艶容女舞衣 三勝半七酒屋の段」「菅原伝授手習鑑 寺入りの段」(今年の定期公演等で上演予定)、「御所桜堀川夜討 弁慶上使の段」(来年の定期公演で上演予定)でした。バラエティーに富んでいて、練習でもとても見ごたえがありました。

第11回尻高人形芝居定期公演は、11/23(火・祝)13:30から、高山村西地区屋内ゲートボール場併設舞台で開催されます。みなさまどうぞご期待ください。

writer: ちまき

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  • 2010/08/13
  • 義太夫教室を見学しました!?―沼須人形芝居あけぼの座―

下牧吉田座に続いては、7/26土用の丑の日、沼須人形芝居あけぼの座さんの練習にお邪魔しました。この日は平日でしたが、皆さんおうちのご用事やお仕事を終えた後に集まり、東京からお招きしているお師匠さんに稽古をつけてもらいました。人によっては夜9時過ぎまでお稽古をするとのこと!その熱意には本当に頭が下がります。三味線が弾ける方もいらして頼もしい限りです。午後4時半ころから練習を始め、1人各30分?1時間のお稽古。「新版歌祭文 野崎村の段」「奥州安達ヶ原三段目 袖萩祭文の場」など、それぞれ担当する演目を熱心に練習していました。

家族のようにあたたかな雰囲気で迎えてくださったあけぼの座さん。これからもますますご活躍して、群馬県の人形芝居をもり立てていってほしいです。

writer: ちまき

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  • 2010/08/07
  • 上演情報?古馬牧の人形浄瑠璃?

下牧人形芝居吉田座による古馬牧の人形浄瑠璃芝居が、「たくみの里」で上演されます。

【会場】

道の駅たくみの里(にいはることも園体育館)

【日時】

7月25日(日) 11:00?

8月1日(日)・9月5日(日) 13:00?

【演目】

「傾城阿波の鳴門」

詳細はこちらから↓

http://www.enjoy-minakami.jp/event/event.html?143

残すところ1回となりました。皆さまぜひ足をお運びください!

writer: ちまき

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  • 2010/08/07
  • 義太夫教室を見学してきました!―下牧人形芝居吉田座―

人形芝居は、義太夫・三味線・人形遣いの三要素で上演されます。人形芝居活性化のための一助として、教育文化事業団では、義太夫の語り手を養成する「義太夫教室」を、県内4座を対象に実施しています。

先日、教室にお邪魔して練習を見学させていただきました。そのようすを順にレポートします!

まずは7/18、「古馬牧の人形浄瑠璃」の下牧人形芝居保存会 吉田座さんにお邪魔しました。

猛暑の午後、クーラーのない部屋で稽古が始まりました。ただじっと座っているだけでも汗が噴き出る暑さ… でも皆さん曰く「練習でも本番でも、語り始めてしまうと不思議と暑さを感じない。反対に、どんなに寒いところで演じても汗をかくことだってある」とのこと。いかに集中し、力一杯演じていらっしゃるかが伝わってくる言葉でした!

メンバーには今年から義太夫を始めた方もいらして、前後半二組に分かれてのお稽古。前半組の演目は「菅原伝授手習鑑 寺入りの段」。驚いたのは、一番始めのたった7文字のフレーズを、一時間以上かけてじっくり練習していたこと。その短い節に義太夫の様々な要素が含まれていて、実際にやるのは本当に難しいことが端で見ていてもよくわかり、その奥深さに感銘を受けました。後半組の演目は「奥州安達ヶ原三段目 袖萩祭文の場」でした。

そのほかに印象的だったのは、全員がそれぞれ機材を持ち込んで練習のようすを録音していたこと。これを使って個人練習するのだそうです。その熱心さには本当に頭が下がる思いがしました。

皆さんの熱気でこちらの暑さも吹き飛ぶひとときでした。ありがとうございました!本番を拝見するのを楽しみにしております♪

writer: ちまき

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  • 2010/04/27
  • 甘楽町 白倉神社 太々神楽 ?

舞は「白倉のお天狗様」と言う事で天狗の面を付けた舞が主体みたいでした。餅を巻くときには狐が登場し思い切りの良い撒き方で、この時は多くの観客が手に袋を持って集まってきました。残念だったのは、薫製になるかと思うほど燻されました。役員の方がお昼の赤飯を蒸し上げていたのですが、火口いっぱいに巻きを入れ白い煙で神楽が見えなくなるほど。神楽殿の方も相当燻されたと思います。もう一つは舞の説明が一切無く、何を舞っているのかさえわかりませんでした。せめて今の舞は何々と書いた物を張り出すくらいは欲しかった。

writer: 継

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  • 2010/04/27
  • 甘楽町 白倉神社 太々神楽 ?

神楽殿も修復してあり、色鮮やかでした。正面には3本の幣束(銅製らしく赤みを帯びて輝いていてまだ作ったばかりという感じでした)が有り、手前の欄干沿いには餅とお菓子がズラリと並んでいました。お囃子は向かって左の欄干に背を向けて手前から大太鼓、締め太鼓、長胴太鼓の3人、右の欄干に背を向けて笛が3人でした。意外だったのは笛の抑揚が少なく、低い音域が多いと感じた事でした。

writer: 継

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  • 2010/04/27
  • 甘楽町 白倉神社 太々神楽 ?

ぐんま地域文化マップを検索して甘楽町へ行ってきました。拝殿は建て替えてあり色鮮やかでした。境内は広いと言うにはちょっと抵抗があります。いわゆる村社という佇まいと言った方が分かりやすいかも知れません。見渡してみると、拝殿が西向き、神楽殿が北向き、境内の入り口は西側でした。

writer: 継

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  • 2009/11/29
  • 高崎お囃子大会

高崎市で初のお囃子大会が開催されました。

市内の9団体が出演。お囃子の演目名が同じでも、団体ごとに曲が違っていて、飽きずに聴けました。

若い者には負けられないとばかりに太鼓を叩いた長老の方達、交替に立った子どもがもっと叩いていたいのか太鼓に合わせて拍子をとる様子が印象に残りました。

お囃子は子どもから大人まで、男女を問わず参加ができるし、山車を引きまわすには、たくさんの人手もいるし、地域みんなで参加できるところが素敵です。

今回、篠笛の換わりを子ども達がリコーダーで吹き、途中から大人が篠笛に換えて演奏する場面がありました。リコーダーで教えると、子どもたちも参加しやすくなります。

反面、笛を吹ける人がいなくなるのと比例して、音が単純になってきているように思えるのですが。

writer: syami

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