伝統文化レポート

  • 2010/04/27
  • 甘楽町 白倉神社 太々神楽 ?

神楽殿も修復してあり、色鮮やかでした。正面には3本の幣束(銅製らしく赤みを帯びて輝いていてまだ作ったばかりという感じでした)が有り、手前の欄干沿いには餅とお菓子がズラリと並んでいました。お囃子は向かって左の欄干に背を向けて手前から大太鼓、締め太鼓、長胴太鼓の3人、右の欄干に背を向けて笛が3人でした。意外だったのは笛の抑揚が少なく、低い音域が多いと感じた事でした。

writer: 継

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  • 2010/04/27
  • 甘楽町 白倉神社 太々神楽 ?

ぐんま地域文化マップを検索して甘楽町へ行ってきました。拝殿は建て替えてあり色鮮やかでした。境内は広いと言うにはちょっと抵抗があります。いわゆる村社という佇まいと言った方が分かりやすいかも知れません。見渡してみると、拝殿が西向き、神楽殿が北向き、境内の入り口は西側でした。

writer: 継

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  • 2009/11/29
  • 高崎お囃子大会

高崎市で初のお囃子大会が開催されました。

市内の9団体が出演。お囃子の演目名が同じでも、団体ごとに曲が違っていて、飽きずに聴けました。

若い者には負けられないとばかりに太鼓を叩いた長老の方達、交替に立った子どもがもっと叩いていたいのか太鼓に合わせて拍子をとる様子が印象に残りました。

お囃子は子どもから大人まで、男女を問わず参加ができるし、山車を引きまわすには、たくさんの人手もいるし、地域みんなで参加できるところが素敵です。

今回、篠笛の換わりを子ども達がリコーダーで吹き、途中から大人が篠笛に換えて演奏する場面がありました。リコーダーで教えると、子どもたちも参加しやすくなります。

反面、笛を吹ける人がいなくなるのと比例して、音が単純になってきているように思えるのですが。

writer: syami

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  • 2009/11/21
  • 第37回前橋市郷土芸能大会

前橋市郷土芸能大会は、神楽、獅子舞、囃子、語り部、古謡の5部門で構成されています。

今回出演したのは、前橋市内から伊勢音頭(泉沢町)、駒形神社太々神楽・駒形上町の祇園(駒形町)、裸みこし(南町二丁目)、大前田諏訪神社の獅子舞(大前田町)の五団体と招待された沼須人形(沼田市)です。

大会は昭和48年から実施されている歴史ある催しです。前橋市文化協会長のあいさつの中で、「一地区一自慢募集」の話がありましたが、80余りの応募のうち、30くらいは郷土芸能を掲げているそうです。地域の人達の協力や思いがあって祭や芸能が続き、それが地域の自慢(誇り)にも繋がっているということでしょうか。

来年の大会は11月20日、大胡分館(シャンテ)での開催を予定しているそうです。

writer: syami

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  • 2009/11/05
  • 宇藝神社 太々神楽 ?

1枚目の写真は白狐餅つきの舞、2枚目は山の神の舞である。午前11時頃から午後3時頃までで間に昼休みが45分ほど有った。関係者の女性陣と思われる方々が神楽殿の横でおでんや豚汁を大量に作って振る舞っており、榛名山に初冠雪を見た寒い日だったのでとても暖まり嬉しいサービスでした。

神楽自身は一度途絶えてしまったが平成12?3年頃復活させた物だと伺いました。確かに舞終わりお菓子を撒く素面を拝見していると若い方が多かった気がします。何でも今年はご不幸がありお祭りに参加して無い家が保存会の中で6軒もあり、手が足りなかったそうです。後継者不足になっている保存会が多い中で、若い方の参加が多いこの保存会は羨ましい限りですね。反面気になる事もあります、私と仲間(計3人)以外は全て地元の方のようでしたが映像記録を残している様子が見えず、数人がデジカメで撮影しているだけだった気がします。私自身も地元では保存会に属しているので舞の継承や笛、太鼓の継承の難しさを知っているつもりですので、今の舞を是非、映像記録で残し、正確に後世に伝えて欲しいと思います。また、獅子頭や衣装も展示(虫干し?)されており昔はかなり賑やかな祭りだったのではなかったかと思い、興味は尽きません。

writer: 継

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  • 2009/11/05
  • 宇藝神社 太々神楽 ?

神楽の奉納順を記した資料を頂きました。舞名と舞手の氏名が書かれたのと、舞ごとの笛の音をひらがなで記した物(とひょひー・ひゃら・ひゃーひゃら等)の2枚有った。

頂いた資料からすると舞は11座、巫女舞、おかっぱと称するひょうきんな役を含め21柱の神々の舞である。今回は1幕省略で10座舞われたが一般的に興舞と言われるものが半分あった。おかっぱと言われるひょうきんな役は私は初めて見ました、私の知っている神楽ではひょっとこに相当する物ではないかと思います。面の鼻の部分にカラフルな紙垂を数枚下げてあり、子供達が鼻毛と呼んでいるのが何とも言えぬおかしさだった。時々それを抜いてお菓子などと一緒に撒いているので、子供達からは「鼻毛は要らない」と騒がれていたのが記憶に残っています。写真の1枚目がそれで、2枚目は猿田彦大神の舞です。

神楽の始まりから最後まで子供達のはしゃぐ声の絶えない活気のあるお祭りでした。それもそのはず、1幕終わるたびに舞を舞った方が面だけを外し素面で50cm角ほどの段ボール箱にお菓子を入れて再度登場神楽殿から撒きます。其の後役員らしき方やお囃子の方々が段ボール箱2つ程度のお菓子を撒いていました。地元の方が話しているのが聞こえたのですが、撒くお菓子は軽トラ1台分くらいらしかった、確かに子供達はビニールの袋にいっぱい持っていました。しかも神楽殿の欄干下には、お菓子用と思われるビニールの袋が1束、ご自由にお使い下さい見たいにぶら下げてありました。

writer: 継

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  • 2009/11/05
  • 宇藝神社 太々神楽 ?

神楽殿も見ての通り立派な造りでした。平成12年頃に修復をしているようでしたが確認できる写真を取り損ねました。

神楽殿に向かって右側、柱と欄干の間に笛が5人、向かって左側に手前から大太鼓(打面直径が40cm位?)小太鼓(締め太鼓)長胴太鼓の3人のお囃子の方。曲数は10曲位?マイク無しで生音のみ、全般に激しい曲はなく穏やかに流れるような印象の曲が多い気がした。印象に残ってるのは、篠笛だけど高い音域を使う部分が余り無い曲がほとんどだった。

writer: 継

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  • 2009/11/05
  • 宇藝神社 太々神楽 ?

本殿は彫刻が掘り巡らされた立派な物で傷みも少ないようでした。ただ、下部に大きな損傷があり、個人的には残念な思いでした。正面から側面、後面にも彫刻があり興味を持たれる方も多いかと思います。南向きの傾斜地の所為か全体的には傷みが少なくよく見られる脇障子のゆがみや隙間がないのには驚きました。

目をひかれたのは海老紅梁の龍の彫り物である、外側だけに彫られていたが欠けもなく残されていました。

writer: 継

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  • 2009/11/05
  • 宇藝神社 太々神楽 ?

今回は富岡市神成の「宇藝神社」にお邪魔してきました。場所は上信越道下仁田から国道254号線を富岡方面に1?1.5km、国道沿い左側に石造りの鳥居が有り、それをくぐって500mほど直進すると神社の真ん前に到着します。駐車出来るスペースがあり、右手に公衆便所もある。その奧には公民館。正面に石の階段、一つ目は緩やかでその上に急な石段、上ると右手に神楽殿、左側にはちょっと狭いが観客席になるスペース。そこから更に急な階段の先に神社がある。トータル150段ほどの石段でかなり傾斜はきつかった。

祭神は倉稲魂神(うかのみたまのかみ)で延喜式にのこる県内12社の内の一つと言う事らしい。拝殿は一般的な様式のようであるが、格天井で一つ一つの区画にそれぞれ彩色画がはめ込まれていた。

writer: 継

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  • 2009/09/30
  • 乙母太々神楽 その4

最初にその1からその3までの3部作と言っておきましたがお囃子に関して説明できなかったのでその4を急遽追加です。

舞うスペースの向かって左側、奧から笛、笛、大太鼓、小太鼓、長胴太鼓の順に並んでいた。笛は篠笛、大太鼓は1尺2寸?3寸、小太鼓(締太鼓)は両面3丁掛け、長胴太鼓は長さ60cmほどで竹のへらみたいなので叩いていた。楽器に関してあまり詳しくないのでわかりにくいかと思いますが、後は想像して頂ければ・・・・・・。

お囃子の写真は顔が映っており、掲載許可を頂いてないので省略、代わりに舞の写真を追加で。

writer: 継

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